
ものすごーく昔にね
買ったの、セキセイインコの雛。
サンタって名前つけた。
空色で、頭が黄色くて、太陽みたいだった。
もうとってもとってもお目目が大きくてかわいくて、くりくりしてる。
でもね、元気がなくなっていったの、日に日に。
だからね、病院連れてった。
そ嚢がすこし弱ってるかなって言われて、帰ってきたさんちゃん。
美味しいはずのご飯がとてつもなく苦いの。薬のせいでね。
さんちゃん叫んでたよ。
元気になるまで我慢してね、ごめんね、ずっといっしょにいよって何回も言ったの。
でもね朝起きたらね、死んでた。
のびて死んでた。かたくなってた。
死骸のにおいがしたの、さんちゃんなのに。
3日くらいはいっしょにいた。冬だったから。
でも埋めた。庭に。
だって、さんちゃん、死んだんだから。
私、虹の橋なんか、無いと思ってる。
だってさ、もし、そんなものが、
あったらさ、さんちゃん、ずっとそこで私のこと待ってるんでしょ?
私が死ぬまで。
あんなに寂しがりの生き物なのに、ずっとひとりぼっちにさせるの…?
あのね 私たち約束しちゃったんだから。いっしょにいるって。
それなのにあの子、他人の動物なんかと遊んだって、何一つ満たされるわけないでしょ。
私があの子が死んで味わった苦痛の、何千何万倍の苦痛をあの子は味わうんだ。
ひどすぎる。
そんな場所、あったら、耐えられない。悲しすぎる。
死んだんだよ。さんちゃん。
死んだの。
生きてないの。
人間どもがどれだけ慰みものの世界を創ったって無駄だよ
あのこ死んだんだから。
もう二度と会えないんだから。
早く幻のたもとへいきたい。
さんちゃんといた、あの時以上の幸せが、訪れるなんて思えない。
あの子と私の時計、止まったままだよ。
買ったの、セキセイインコの雛。
サンタって名前つけた。
空色で、頭が黄色くて、太陽みたいだった。
もうとってもとってもお目目が大きくてかわいくて、くりくりしてる。
でもね、元気がなくなっていったの、日に日に。
だからね、病院連れてった。
そ嚢がすこし弱ってるかなって言われて、帰ってきたさんちゃん。
美味しいはずのご飯がとてつもなく苦いの。薬のせいでね。
さんちゃん叫んでたよ。
元気になるまで我慢してね、ごめんね、ずっといっしょにいよって何回も言ったの。
でもね朝起きたらね、死んでた。
のびて死んでた。かたくなってた。
死骸のにおいがしたの、さんちゃんなのに。
3日くらいはいっしょにいた。冬だったから。
でも埋めた。庭に。
だって、さんちゃん、死んだんだから。
私、虹の橋なんか、無いと思ってる。
だってさ、もし、そんなものが、
あったらさ、さんちゃん、ずっとそこで私のこと待ってるんでしょ?
私が死ぬまで。
あんなに寂しがりの生き物なのに、ずっとひとりぼっちにさせるの…?
あのね 私たち約束しちゃったんだから。いっしょにいるって。
それなのにあの子、他人の動物なんかと遊んだって、何一つ満たされるわけないでしょ。
私があの子が死んで味わった苦痛の、何千何万倍の苦痛をあの子は味わうんだ。
ひどすぎる。
そんな場所、あったら、耐えられない。悲しすぎる。
死んだんだよ。さんちゃん。
死んだの。
生きてないの。
人間どもがどれだけ慰みものの世界を創ったって無駄だよ
あのこ死んだんだから。
もう二度と会えないんだから。
早く幻のたもとへいきたい。
さんちゃんといた、あの時以上の幸せが、訪れるなんて思えない。
あの子と私の時計、止まったままだよ。
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