
デデデ大王に敗れてしまったカービィ
牢に捕らわれて何日か経ったとある日、牢から出され連れてこられたのは闘技場だった
大勢の観客の歓声が飛ぶ中聞き覚えのある声がスピーカーから流れだす
「さあさあお待ちかねじゃ!本日のメインショー!星の戦士カービィの踊り食いだぞい!」
「捕食者はなんと!あの伝説の怪鳥”ダイナブレイド”でゲスよ!」
そう言うと向こう側に見える大きな鉄格子が音を立ててゆっくりと上がっていく
「キエエエエェェェェェェ!!!!!」
虹色の翼、金のトサカ、そこにいたのは以前救ったダイナブレイドだった
「中継の準備はできたか?」
「バッチリでゲスよ!」
「ぐふふ、このデデデスタジアムの観客だけじゃなくプププランドの全国民にカービィの最後の姿を見せつけてやるぞい!」
「あいかわらずヒドいことをお考えになりますねぇ」
「これでワシに反抗する者はだーれもおらんくなるぞい、さあ、中継開始じゃ!」
「OKでゲス!カウント・・・5.4.3・・・チャンネルD.D.D・・・オン・エア!!・・・でゲス。」
試合のゴングが鳴り響く、プププランド史上最悪の凄惨なショーが始まった
「まさかほんとうにダイナブレイドを手懐けるとは・・・どうやったのでゲスか?」
「あやつのヒナを誘拐してやったのじゃ、カービィを食い殺せば返してやると伝えてな」
「よ!ゲスの極み!ムムッ動きがあったでゲスよ!」
「ほほーう、あの足で踏みつぶされたらあのカービィでもひとたまりもないぞい!」
「おほーすごい悲鳴でゲスね!」
「国民よ、しかと目に焼き付けるよ!!もっとカメラを近づけるぞい!」
「大王様!ダイナブレイドがカービィを飲み込んでしまいました!」
「なにー!喰われる瞬間が見たかったのに・・・なんとかして吐き出させるぞい!」
「カービィがのどに引っかかってるんでゲスよ!」
「ろくに食べ物を与えていなかったのにまだ動けるのか?・・・おお吐き出したぞい!」
「ウヒョー、ヒドいべちょべちょでゲスね・・・」
「いいぞ、そうやってカービィの無様な姿をもっと国民に知らしめてやるぞい」
「ああ!カービィがクチバシに!今度こそ飲み込むでゲスよ!」
「わーかっとる!静かにせい!・・・さあ、ダイナブレイドよ、カービィを一呑みにしてやるのだ!」
「おお・・・」
「・・・」
「こんどはちゃんと見たでゲスか?」
「うむ、だがカービィはまだ腹の中で暴れておるようじゃの、もっとお腹にカメラを寄せんか!」
「・・・」
「キエエエェェェェェェ!!!!!」
「死んだでゲスか?」
「そのようじゃ、ぐふふ、我が人生最高の瞬間だぞい!」
「デデデ大王様、バンザイ!」
こうして星の戦士カービィはダイナブレイドに捕食されてしまった
テレビの中継を見た国民は大王への抵抗はあきらめてしまい、プププランドの民主主義は完全に失われた
それでも抵抗する人々はカービィと同じ運命を辿った
いつしかダイナブレイドは人々を捕食している意味もわからなくなり、処刑用にしつけられた怪物になってしまった
やがて反抗者がまったくいなくなるとデデデ大王は何も反抗していない国民を強制的に拘束し
ダイナブレイドに捕食させ、その様子を見て満足していた
~完~
これぞ深夜テンションです、はじめてSSなんて書きました
2人の傍観者のセリフによってどこまで想像できるか試してみました
デデデ達をものすごくゲスにしてみましたよ、ダイナブレイドも最後は戦う理由もなくなっちゃってかわいそう
ツタージャさんに言われたようにセリフの前にキャラ名を書かないようにしました
英語圏のサイトで日本語てんこ盛りでごめんね
牢に捕らわれて何日か経ったとある日、牢から出され連れてこられたのは闘技場だった
大勢の観客の歓声が飛ぶ中聞き覚えのある声がスピーカーから流れだす
「さあさあお待ちかねじゃ!本日のメインショー!星の戦士カービィの踊り食いだぞい!」
「捕食者はなんと!あの伝説の怪鳥”ダイナブレイド”でゲスよ!」
そう言うと向こう側に見える大きな鉄格子が音を立ててゆっくりと上がっていく
「キエエエエェェェェェェ!!!!!」
虹色の翼、金のトサカ、そこにいたのは以前救ったダイナブレイドだった
「中継の準備はできたか?」
「バッチリでゲスよ!」
「ぐふふ、このデデデスタジアムの観客だけじゃなくプププランドの全国民にカービィの最後の姿を見せつけてやるぞい!」
「あいかわらずヒドいことをお考えになりますねぇ」
「これでワシに反抗する者はだーれもおらんくなるぞい、さあ、中継開始じゃ!」
「OKでゲス!カウント・・・5.4.3・・・チャンネルD.D.D・・・オン・エア!!・・・でゲス。」
試合のゴングが鳴り響く、プププランド史上最悪の凄惨なショーが始まった
「まさかほんとうにダイナブレイドを手懐けるとは・・・どうやったのでゲスか?」
「あやつのヒナを誘拐してやったのじゃ、カービィを食い殺せば返してやると伝えてな」
「よ!ゲスの極み!ムムッ動きがあったでゲスよ!」
「ほほーう、あの足で踏みつぶされたらあのカービィでもひとたまりもないぞい!」
「おほーすごい悲鳴でゲスね!」
「国民よ、しかと目に焼き付けるよ!!もっとカメラを近づけるぞい!」
「大王様!ダイナブレイドがカービィを飲み込んでしまいました!」
「なにー!喰われる瞬間が見たかったのに・・・なんとかして吐き出させるぞい!」
「カービィがのどに引っかかってるんでゲスよ!」
「ろくに食べ物を与えていなかったのにまだ動けるのか?・・・おお吐き出したぞい!」
「ウヒョー、ヒドいべちょべちょでゲスね・・・」
「いいぞ、そうやってカービィの無様な姿をもっと国民に知らしめてやるぞい」
「ああ!カービィがクチバシに!今度こそ飲み込むでゲスよ!」
「わーかっとる!静かにせい!・・・さあ、ダイナブレイドよ、カービィを一呑みにしてやるのだ!」
「おお・・・」
「・・・」
「こんどはちゃんと見たでゲスか?」
「うむ、だがカービィはまだ腹の中で暴れておるようじゃの、もっとお腹にカメラを寄せんか!」
「・・・」
「キエエエェェェェェェ!!!!!」
「死んだでゲスか?」
「そのようじゃ、ぐふふ、我が人生最高の瞬間だぞい!」
「デデデ大王様、バンザイ!」
こうして星の戦士カービィはダイナブレイドに捕食されてしまった
テレビの中継を見た国民は大王への抵抗はあきらめてしまい、プププランドの民主主義は完全に失われた
それでも抵抗する人々はカービィと同じ運命を辿った
いつしかダイナブレイドは人々を捕食している意味もわからなくなり、処刑用にしつけられた怪物になってしまった
やがて反抗者がまったくいなくなるとデデデ大王は何も反抗していない国民を強制的に拘束し
ダイナブレイドに捕食させ、その様子を見て満足していた
~完~
これぞ深夜テンションです、はじめてSSなんて書きました
2人の傍観者のセリフによってどこまで想像できるか試してみました
デデデ達をものすごくゲスにしてみましたよ、ダイナブレイドも最後は戦う理由もなくなっちゃってかわいそう
ツタージャさんに言われたようにセリフの前にキャラ名を書かないようにしました
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